コーヒー好きが高じてコーヒー店を始めてしまいました、店主の川村です。
若い頃にはスキーに夢中でした。
季節が春から初夏を迎えスキー場のリフトが止まっても、スキーを担いで山に登り山スキーを楽しんでいました。
店名である雪人の由来でもあります。
初夏になっても残雪が残る山深い土地には、清冽な渓流が流れ、山菜を摘んだり、イワナやヤマメを釣ることも覚えました。
そんな私が初めて“コーヒーが好きだ”と自覚したのはいまから20年以上も前のことでした。
遊びのために酷使し続けた膝を手術するために1週間ほど入院することとなり、規律正しい禁欲的な生活を強いられた時のことです。 膝を装具で固定したまま、ベッドの上で退院した時の自分の姿を「きっとお酒が飲みたくてたまらなくなるのだろうなー」などと想像していました。
けれど実際に退院して、最初に向かったのは駅前の喫茶店でした。 駅前に行くには道路を1本渡らなければ行けません。 膝を手術したての私は青信号の間に横断歩道を渡りきることができず、信号待ちのドライバーに頭を下げながら必死の思いで喫茶店に通いました。
季節は夏、8月でした。
どうしてもアイスコーヒーが飲みたかったのです。
しばらくのあいだ毎日毎日アイスコーヒーを飲みに行きました。
そしてこの時に、それまで何気なく飲んでいたコーヒーが自分にとっての宝物であったことに気付いたのです。
その後コーヒースクールに通い、コーヒー店で働いて、焙煎を覚え、自分の好きな味わいのコーヒーを作り出したいと思うようになりました。
これからは、私が焙煎したコーヒー豆・私がお淹れしたコーヒーがお客様にとっての宝物と思っていただけるように日々研鑽していきたいと思っています。
大規模店では真似のできない、小回りの効いたオーダー焙煎と念入りなハンドピックで貴方だけのコーヒー豆をお届けします。
コーヒーアドバイザー バリスタ 全日本スキー連盟 公認スキーパトロール 全日本スキー連盟 公認スキー指導員